エックスフリマは、個人飼育下で誕生した昆虫や魚類などの生き物の余品を販売するフリーマーケットです。

この活動を通じて、生き物たちにとってよりよい環境を整備することがエックスフリマの理念です。

エックスフリマが誕生したきっかけ

エックスフリマが誕生したきっかけはヤフオクの規制強化です。2022年の9月から、オオクワガタや有精卵を始めとする生き物の出品が規制されてしまいました。

ヤフオクがなぜこれらの規制を行ったのかというと、希少な生物を保護するためです。ヤフオクなどで、乱獲した生物が大量出品されているのが社会問題になっており、結果としてこれらの生物が出品規制されたのです。

ですが、規制されたのは野外品だけでなくブリード品(飼育下で繁殖した個体)まで個人による出品が禁止されてしまいました。

昆虫や魚類などの生物は簡単に増えるため、普通に飼育していても飼いきれなくなってしまうことが多いです。

特に、今回規制されてしまったオオクワガタなどは相当数の個人繁殖個体がいると思われます。

ブリード品まで個人売買を規制すると、増えすぎた結果飼いきれなくなって多頭飼育崩壊が起こり、劣悪な環境で病気になったり死んでしまう生き物が大量に増えることが想定されます。

そして、買い手が見つからなくなった出品者たちが生き物を野外に逃してしまうという、最悪のケースも考えられます。

こういったことがもし仮に起これば、自然破壊に拍車をかけることになり、今回の規制は本末転倒であるともいえます。

ブリーディングの健全な長期持続を目指して

また、昆虫や魚類の飼育は、犬や猫と違って、寿命が短いため飼育そのものよりも繁殖に重点が置かれています。これらの生き物にとってはそれぞれの個体が長生きすることよりもよりたくさん卵を産み、子孫を爆発的に増やすことを生存戦略としている可能性が高いです。

これらの生き物が増えすぎてしまったとき、気軽に引き取り手が見つかると同時に飼育用品代などの費用を得ることができれば、生き物の飼育という趣味を健全に長期持続させることが容易になるでしょう。

エックスフリマが実現したい未来

エックスフリマでは、飼育下で増えすぎてしまった昆虫や魚類、有精卵や、使わなくなった飼育用品などの余品を個人が気軽に売買する場所を提供したいと考えています。

エックスフリマでは野外採集品はヤフオクと同じく禁止していますが、ブリード品であればヤフオクで出品できない品種でも出品することができます。

エックスフリマによって、飼育者や生き物たちにとってよりよい環境をめざす社会が少しでも実現できれば幸いです。

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